海上175メートル、絶景楽しんで　瀬戸大橋スカイツアー参加募集

　瀬戸大橋の主塔に登頂する「瀬戸大橋スカイツアー」について、本州四国連絡高速道路（神戸市）は2月1日から、4月開催分の参加者を募集する。2020年度は春が4～6月、秋が10、11月に計72日、開催する予定。昨秋に続き、橋の建設などに携わったＯＢを専用ガイドに付け、海上175メートルの絶景を楽しんでもらう。

昨年9月の瀬戸大橋スカイツアー。2020年度も専用ガイド付きで開催する

　スカイツアーは、坂出市の与島パーキングエリア（ＰＡ）から北備讃瀬戸大橋のアンカレイジ（橋台）や管理通路を経て、海上175メートルの主塔に上がる人気ツアー。1998年から春と秋に各6日程度開催してきたが、抽選倍率の高さを緩和するため、昨秋には開催日と内容を拡充して実施した。

　2020年度は、4月3日から6月28日までと10月2日から11月29日までの金土日祝日に、各日午前と午後の2回開く。定員は各回20人。昨秋と同じく、瀬戸大橋の建設工事や維持管理に従事したＯＢを専門ガイドとし、橋の歴史や苦労話など臨場感あふれる解説を行う他、特典として瀬戸大橋や明石海峡大橋などのケーブル点検や打音点検などを疑似体験できる仮想現実（ＶＲ）コーナーを用意する。

　中学生以上が対象で、2キロ以上の歩行や階段の昇降ができ、高所恐怖症でないことなどが条件。参加費は1人2800円（中学生1400円）。

　申し込みはインターネットかファクスで先着順。2月1日10：00から4月開催分、3月1日10：00から5月開催分と、順次受け付けを開始する。問い合わせは本州四国連絡高速道路、電話078-291-1033、2月1日以降はスカイツアー事務局、電話0877-43-0530。

（四国新聞・2020/01/29掲載）

瀬戸大橋スカイツアー

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