石ころに鮮やかドット　小豆島　映画村で作家が個展

　小豆島町田浦の二十四の瞳映画村内の特設会場で、土庄町の手作り作家なかがわゆきこさんの個展「いろいろころころ～石ころＤＯＴ　ＡＲＴ～Ｖｏｌ2」が開かれている。海岸で拾った石や使われなくなった瓦などにドット模様で曼荼羅（まんだら）をカラフルに描いた作品が並び、来場者の目を引いている。11月30日まで。

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　なかがわさんの個展は、今年1～3月にも同村で開催されており、それに続く第2弾。以前にも増して「繊細さ」にこだわったという。

　曼荼羅アートが描かれているのは、直径10～20センチの丸みを帯びた石のほか、浮き玉や瓦、ガラス瓶など。どの作品も細かなドット模様が印象的で、石は黒色にペイントしていることから鮮やかな色彩が際立っている。

　兵庫県西宮市からカップルで訪れた井上美和さん（30）は「きれいな作品ばかり。絵柄が細かいので、仕上げるのには根気がいりそう」と話した。

　同展は入場無料だが、映画村の入村料として中学生以上790円、小学生380円が必要（島民割引有り）。

（四国新聞・2020/07/20掲載）

二十四の瞳映画村

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