香川県小豆郡小豆島町安田の農園で、河津桜とミモザがそろって咲き誇り、家族連れやカップルらがピンクと黄色の花の“競演”を楽しんでいる。見頃は10日ごろまでの見通し。


河津桜とミモザの競演を楽しむ来場者=小豆島町安田


 河津桜は早咲きの桜で知られ、オーストラリア原産のミモザは綿のような黄色い花を無数につけるのが特徴。農園はしょうゆなどを製造するタケサン(小豆島町)の所有地で、オリーブやハーブなどを栽培する一角に河津桜とミモザを計36本植えている。4年前から一般開放し、憩いの場としてテーブルやベンチを設置している。

 農園は国道436号の橘トンネル西側約500メートル付近。国道沿いとあって、観光客も道すがら立ち寄り、華やかな花に見入っている。

 25日に岡山市から友人と訪れた主婦佐久間優子さんは、写真共有アプリ「インスタグラム」でこの場所を知ったという。「桜とミモザのコラボレーションが思った以上にきれいで、来たかいがあった」と話し、愛犬をモデルに熱心に写真を撮っていた。

(四国新聞・2021/03/02掲載)



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