五輪、平和をイメージ　高松・喫茶店の庭園　25万株のシバザクラ見頃

　高松市西植田町の喫茶店の庭園で、約25万株のシバザクラが見頃を迎えている。愛らしい花が一面を鮮やかに彩り、訪れた人々を和ませている。花を楽しめるのは今月下旬まで。

シバザクラで五輪をイメージした五つの円とハトなどを表現したメイン花壇＝高松市西植田町

　シバザクラが植えられているのは「カフェ・ジャルダン」。庭園と近くの遊歩道など計約1・8ヘクタールで栽培し、約25年前から公開している。

　庭園のメイン花壇（縦約20メートル、横約15メートル）では、今夏に開催予定の東京五輪・パラリンピックを応援しようと、五輪をイメージした五つの円とともに、平和の象徴とされるハトなどを白色とピンク色のシバザクラで表現。遊歩道近くの土手には「世界中の人たちに幸せを」などのメッセージを花文字で描いており、訪れた人たちはゆったりと散策したり、写真に収めたりしながら思い思いに春のひとときを満喫していた。

　入園料300円（小学生以下無料）。問い合わせはカフェ・ジャルダン、電話087-849-1926。

（四国新聞・2021/04/13掲載）

カフェ・ジャルダン