香川県高松市塩江町の最明寺(堀川昌海住職)で、秋の訪れを告げるハギが見頃を迎えた。白や赤紫色のかれんな花が境内を彩り、参拝者の心を和ませている。見頃は今月下旬まで。


境内を赤紫色に彩るハギ=高松市塩江町、最明寺


 ハギはマメ科の低木。最明寺には境内一円にハギが植えられており、ハギの名所として知られている。

 今年は8月下旬から咲き始め、現在は八分咲き。訪れた参拝者らは、境内を散策しながら花を写真に収めたり、本堂で抹茶やおはぎを味わったりしながら、山里の初秋を満喫していた。

 最明寺は「新型コロナウイルスの感染拡大で我慢の日々が続いているが、山寺ならではの季節感を楽しみながら、心を癒やしてもらえれば」としている。

 問い合わせは最明寺 087-897-0118。

(四国新聞・2021/09/18掲載)

最明寺



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