香川県さぬき市大川町のみろく自然公園で、ロウバイが見頃を迎えている。黄色いかれんな花が周囲に甘い香りを漂わせ、散策に訪れた家族連れらを楽しませている。


黄色い花を咲かせたロウバイ=さぬき市大川町、みろく自然公園


 ロウバイは中国原産の落葉低木で、ろう細工のような半透明で艶のある黄色い花が特徴。同園では、中央付近に位置する「ロウバイ園」と「ミズキ園」の計約400平方メートルに150本ほどが植えられている。

 今季は日当たりの良い場所にあるロウバイから順に、平年並みの昨年12月中旬から咲き始め、今が見頃になった。高さ3~4メートルの木に直径2センチほどの花が順次開いている。21日に同園を訪れた同市の80代女性は「今は花が少ない時季だけに、咲いているだけで癒やしになる」と話していた。

 花は2月中旬まで楽しめる見込み。

(四国新聞・2022/01/22掲載)



関連情報