粘土と手、つむぐ物語　スペインの劇団公演　３０日・とらまる座

　スペインの「劇団エル・パティオ」による人形劇「ア・マノ～手によって～」が３０日、とらまるパペットランド・とらまる座（東かがわ市西村）で開かれる。粘土と手を使ったキャラクターによって展開される無声の劇で、人生のパートナーとの出会いと別れの物語をユニークに描く。

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　エル・パティオは２０１０年にスペイン北部で結成。立体表現と演劇を融合させた舞台で知られ、国内外で公演を重ねている。「ア・マノ」はスペインなどの演劇フェスティバルで多数の受賞歴があり、沖縄や長崎でも上演された。

　物語の舞台は陶芸屋のショーウインドー。売れ残った陶器の小物がカップに恋をするが、カップは客に買われていく…。公演は劇団員が粘土でキャラクターを制作するところからスタート。粘土を顔に、劇団員の手を胴体に見立て、生き生きとストーリーを展開していく。

　午後２時、同７時開演。各回定員６０人。入場料は一般２０００円（前売り１５００円）ほか。問い合わせは同会場、電話０８７９（２５）００５５。

（四国新聞・2019/07/25掲載）

とらまるパペットランド・とらまる座

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