観音寺市の夏を彩る「第59回かんおんじ銭形まつり」が13、14両日に香川県観音寺市中心部で開かれる。2日間の開催は新型コロナウイルス禍を経て5年ぶり。13日は「銭形花火」、14日は「銭形よさこい」をはじめ、多彩な催しが繰り広げられる。


13日からの「かんおんじ銭形まつり」をPRするガリベンズ矢野さん(中央)ら=観音寺市役所

13日からの「かんおんじ銭形まつり」をPRするガリベンズ矢野さん(中央)ら=観音寺市役所


 銭形まつり協賛会が主催。銭形よさこいは昨年には規模を縮小して「特別演舞」として実施したが、今年は柳町、上市など6会場を設け、県内外の踊り連60団体が出演を予定する。
 ハイスタッフホールでは市内を中心にした小中高校の児童生徒が合唱や吹奏楽などを披露する「学生音楽祭」、アマチュアバンドによる「ゼニガタライブ」を開催する。まちなか交流駐車場のステージでは観音寺商工会議所青年部によるイベント「語ろう!叫ぼう!観音寺!」などがある。
 銭形花火は午後8時から約30分間、財田川河口で約4500発を打ち上げる。初の試みとして音楽とコラボした演出を行う。
 12日にはスペシャルゲストの市ふるさと応援大使のお笑い芸人ガリベンズ矢野さんが市役所を訪れ、「会場を回ってフル稼働でお手伝いをしたい。気軽に声をかけてもらえれば」と大勢の来場を呼びかけた。
 同ホール周辺と銭形よさこい会場では14日に交通規制が行われ、車両通行止めになる。臨時駐車場は1800台分程度設けられる。

(四国新聞・2024/07/13掲載)


かんおんじ銭形まつり


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