香川県内最大級の菊花展「公渕菊花展」が、香川県高松市東植田町の公渕森林公園で開かれている。県内外の愛好家が丹精込めて育てた花々が競演し、訪れた市民らの目を楽しませている。17日まで。



 菊作りの技術向上と普及などを目的に、公渕菊花同好会(豊田民男会長)が毎年開催しており、33回目。香川、徳島両県の会員12人と市内4小学校の児童が手がけた作品計約700点を展示している。
 会場には、白や黄、ピンクなどの大菊や、高さ50センチほどの福助菊、1本の苗を半球形になるように仕立てた「千輪作り」などがずらり。大小さまざまな菊を組み合わせて空間を華やかに演出した総合花壇もあり、来園者は写真に収めるなどしながら思い思いに観賞していた。
 開催時間は午前8時から午後4時まで。菊の鉢植えのほか、チューリップ、カサブランカの球根、焼き芋の販売などもある。

(四国新聞・2024/11/03掲載)



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