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アジサイ、色鮮やかに 坂出・番の州公園 55種類750株
香川県坂出市の番の州公園で、アジサイが見頃を迎えている。青や紫、白など鮮やかな色彩の55種類約750株が次々と開花しており、来園者が写真撮影などを楽しんでいる。同園の管理事務所によると、見頃は7月上旬ごろまで。
同園のアジサイは2014年から栽培を開始。園内中央の噴水広場周辺にある「アジサイ園」(約380平方メートル)と、23年に番の州球場東側に整備した約70メートルの「アジサイロード」(約70平方メートル)の2カ所に植えられている。
管理事務所によると、今年は5月20日ごろから咲き始めたが、前年の猛暑や今年に入っての少雨傾向などの影響で、全体の開花状況や色付きは例年より1週間ほど遅れているという。
その中で見頃を迎えているのは、花が小ぶりな「ウズアジサイ」や円すい状に白い花が集まる「カシワバアジサイ」など。日本気象協会は四国地方の梅雨入りを8日と予想しており、管理事務所は「アジサイの花の色は徐々に鮮やかさを増していく。雨との相性もよく、来園して間近で楽しんでほしい」としている。
(四国新聞・2025/06/08掲載)