香川県内の農畜水産物の生産者と食品製造などの事業者をマッチングする県の「かがわ農商工連携ビジネスネットワーク」の取り組みで、商品化第1号が誕生した。県オリジナル品種のキウイを使ったアイスクリームで、商品を企画した道の駅「源平の里むれ」(香川県高松市)で6日から数量限定で販売する。


農商工連携事業で誕生した県産キウイのアイス


 同ネットワークは、新たな販路を探す農畜水産物の生産者と、地元の食材を使った付加価値の高い製品を展開したい事業者をつなぐプラットフォーム。作物の生産拡大や商品開発を後押しするため県が本年度立ち上げ、商談会や現地見学会などを実施してきた。
 商品化第1号は、農業法人キウイボム(高松市、中野裕史郎代表)と同駅の連携で誕生した。原料にはキウイボムが生産する県オリジナル品種「さぬきゴールド」と「さぬきキウイっこ」を採用。キウイの食感が分かるように粗くつぶした果肉を使い、ミルクと合わせて仕上げた。名称は香川の宝になるよう願って「香宝(かほう) キウイ♥」に決定した。
 3日には関係事業者が県庁に池田豊人知事を訪れ、成果を報告。同駅で企画を担当した難波広孝さんは「キウイづくしで味に自信の持てるアイスになった」、中野代表は「県産キウイの加工品はほとんどない。収穫時期以外でもキウイを味わってもらえるのはうれしい」と話していた。
 同駅では1千本を販売予定。来シーズンも製造するという。

(四国新聞・2026/03/05掲載)



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