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ベテラン記者のグルメ備忘録 この味を忘れない=中華よこはま亭(香川県高松市紺屋町)酸っぱ辛いうまさ感激
20年以上も前になるだろうか。同僚と週2、3回はランチに通っていたのがここ、中華よこはま亭。「カラン」とドアベルを鳴らし店内に。変わらぬ音色にタイムスリップしそうだ。
何を注文するかは決めてきた。早速オーダー。懐かしさに浸っていると後輩の顔が浮かんだ。肉好き魚嫌いの彼。「ここに来た時はうれしそうだったなあ」
そうこうしているうちにお目当ての料理がテーブルの上に。「サンラータンメン」。辛いのと酸っぱ系中華だけはちょっと苦手だったが、この一杯が中華の新たな地平を開いてくれた。
箸を麺に。そうそう、この重さ。とろみのついたスープが麺に絡む。鶏がらや具材はもちろん、水まで厳選しているとか。タケノコやシイタケ、タマゴなどが濃厚なスープの中をゆっくり泳ぐ。
一口すすると、酢の芳醇(ほうじゅん)な香りが広がった。辛さは3口目あたりから。無心で麺ばかりを口に運んでいると、「スープとバランス良くね」とオーナーシェフの熊野栄人さん(59)。
6月でオープン30年の節目。株式会社化と同時に店名をひらがなにしたそうだが、大衆中華の王道を行く変わらぬうまさに感謝するばかりだ。ライン登録すれば、午前10時にランチメニューが届く。昼弁当も好評という。昼時は4、5回転する超人気店。「弁当もいいな」と店を後にした。
(四国新聞・2026/04/17掲載)
中華よこはま亭
| 所在地 | 香川県高松市紺屋町3-8 |
|---|---|
| 営業時間 | 午前11時~午後2時、午後5時半~同8時半 |
| 定休日 | 土・日曜、祝日 |
| TEL | 087-823-4580 |

