香川県仲多度郡琴平町で開催中の「四国こんぴら歌舞伎大芝居」のお練りをテーマにした写真展が、同町の町立ギャラリー・ACTことひらで開かれている。1980年代のお練りの写真をはじめ、歴代のポスターやパンフレットなどゆかりの品々約120点が来場者の注目を集めている。30日まで。


過去のお練りを写した作品が並ぶ写真展=香川県仲多度郡琴平町、ACTこと

過去のお練りを写した作品が並ぶ写真展=香川県仲多度郡琴平町、ACTことひら


 今年で39回目を迎えた同歌舞伎公演の歴史を写真でたどってもらおうと、町文化協会が「四国こんぴら歌舞伎大芝居お練り写真展」と題して開催。
 お練りの写真は、町内の写真愛好家が撮影した第1回(1985年)から第3回(87年)までを紹介。人力車に乗って手を振る役者の笑顔や、役者を一目見ようと大勢の人が詰めかけた沿道のほか、金刀比羅宮での成功祈願祭、旧金毘羅大芝居・金丸座のこけら落としを写した一枚も並び、往時の盛り上がりを伝えている。
 会場ではお練りで使用した人力車も展示。役者の寄せ書きや、同町の画家故辻一摩さんが手がけたポスター原画も見どころとなっている。
 琴平町出身の自営業百々和也さん(37)=兵庫県=は「昔の活気が伝わり、小さい頃の記録がよみがえった。改めて歌舞伎は街の一大イベントだと実感しました」と話していた。
 入場無料。水曜休館。問い合わせは同ギャラリー〈0877-73-2655〉。

(四国新聞・2026/04/21掲載)



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