県内の声楽家らでつくる「SETOUCHI SOLISTEN」(河口教昌代表)の第5回公演が20日午後2時から、高松市のサンポートホール高松第1小ホールで開かれる。演目は、モーツァルトの音楽劇「劇場支配人」から着想した音楽劇「シン・劇場支配人」。オペラ界の裏側を遊び心いっぱいに演じつつ、声楽の魅力を詰め込んだ舞台を届ける。


本番に向けて稽古を重ねるメンバーたち=香川県綾歌郡宇多津町、町保健センター

本番に向けて稽古を重ねるメンバーたち=香川県綾歌郡宇多津町、町保健センター


 原作は、オペラの興行主とオーディションに参加する歌い手たちのやり取りを描いた30分ほどの音楽劇。今公演では、サンポートホールにオーディションを受けに来たとの設定で、曲数を大幅に増やし、よりにぎやかに、よりユーモアを交えて90分の演目に仕立てた。
 劇中曲は12曲。このうち原作でも使われている「私がプリマドンナよ!」は、2人のプリマドンナ候補が互いに譲らず言い争う場面で歌われ、見どころの一つ。このほかロッシーニやドボルザークの名作オペラも織り交ぜ、日本語字幕を見ながら楽しめる。
 出演は、オーディション参加者役で佐治名津子(綾川町出身、ソプラノ)、村川和美(高松市出身、メゾソプラノ)、越智慎悟(同、テノール)。支配人役は河口(丸亀市出身、バリトン)、専属ピアニスト役は薮内利枝子(善通寺市出身)。越智は脚本も担当している。
 河口は「オペラというと敷居が高そうだが、元々は大衆的なもの。特に今回は字幕や讃岐弁も入り、演劇寄りに分かりやすく作っているので、楽しんでもらえるのでは」としている。
 入場料は一般前売り3千円(当日3500円)ほか。予約は専用サイトから。問い合わせはSETOUCHI SOLISTEN、電話〈090-5710-2961〉。

(四国新聞・2026/07/16掲載)


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