つるつるの喉ごし、見た目も涼やかなところてん。創業260年超の老舗・清水(きよみず)屋には家族連れらが次々訪れ、「夏の味覚」を満喫している。


緑に囲まれた茶屋でところてんを楽しむ来店者=香川県坂出市西庄町、清水屋

緑に囲まれた茶屋でところてんを楽しむ来店者=香川県坂出市西庄町、清水屋


 最寄りのJR八十場駅から徒歩約7分。ところてんを提供する茶屋は木々に囲まれ、すぐそばで湧き水が流れる音は耳に心地いい。庭の池はコイが泳ぎ、縁台に座って眺めていると、いつの間にか暑さを忘れる。
 皿に盛られたところてんは、透き通る若草色、ほのかな磯の香り。厳選した国産のテングサを使い、昔ながらの製法で手間暇かけて作り上げる逸品だ。
 定番の食べ方はからし酢じょうゆや黒蜜だが、10年ほど前から幅が広がり、現在は8種類を楽しめる。
 ショウガだしじょうゆの「讃岐ぶっかけ」、砂糖と酢じょうゆの「尾張風」、ユズ蜜、ゴマだれ―。ママ友とランチ後、「涼みに行こう」と訪れた丸亀市の女性は2杯目にポン酢味を選んだ。店によると、猛暑が続く中、抹茶アイスなどの甘味と合わせたあんみつも注文が多いという。

(四国新聞・2026/08/15掲載)



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