ソバの花、かれんに まんのう・島ケ峰で見頃
徳島県との県境に位置し「天空の地」としてPRしている香川県仲多度郡まんのう町川東の島ケ峰地区(標高約900メートル)で、ソバの花が見頃を迎えている。白くかれんな花が涼やかな風に揺れ、山里に初秋の風情を醸している。花の見頃は9月末ごろまで。
同地区では、地元農家らでつくる「島ケ峰の原風景を守る会」(高尾幸男会長)が荒廃地を開墾し、2016年からソバを育てている。今年は約5ヘクタールで栽培、10月末に3トン程度を収穫する見込み。今月に入って雨が多かったため、例年より1週間ほど遅れて見頃を迎えたという。
ソバの花は直径1センチ程度で、白い花びらと緑色の葉が鮮やかなコントラストを成している。一帯の段々畑はうっすら雪化粧したように染まり、訪れた人々は展望台からカメラに収めたり、小さな花を間近で見たりして楽しんでいた。徳島県から訪れた柳田昭次さん(66)は「ソバ畑を初めて見たが、スケールの大きさに感動した」と話していた。
30日までは、同会が手打ちしたかけそば(900円)を午前11時から1日70食限定で提供。そば粉を使ったクッキーなども販売している。問い合わせは同町琴南支所〈0877-85-2111〉。
(四国新聞・2026/09/24掲載)

