日本郵便四国支社(愛媛県松山市)は28日から、歌川国芳ら江戸時代の絵師10人の作品10点をデザインしたオリジナルフレーム切手「金刀比羅宮の神域に集いし名画たち」の販売を始めた。いずれも金刀比羅宮(香川県仲多度郡琴平町)の所蔵品で、「こんぴらさんのおたからさん」シリーズの第3弾。


金刀比羅宮所蔵の歌川国芳らの作品をデザインした切手シート

金刀比羅宮所蔵の歌川国芳らの作品をデザインした切手シート


 このうち、国芳の代表作「讃岐院眷属(さぬきいんけんぞく)をして為朝(ためとも)をすくふ図」は、海で難破した源為朝一行を救うワニザメと天狗(てんぐ)を豪快に表現。墨の濃淡で水面のコイを描いた長沢蘆雪(ろせつ)の「鯉魚図(りぎょず)」、江戸狩野派の祖・狩野探幽(たんゆう)の「文殊菩薩並牡丹図(もんじゅぼさつならびにぼたんず)」なども取り上げた。国芳ら4人の作品は同宮宝物館で年度末まで展示予定で、開館日は同館ホームページ参照。
 宝物館で贈呈式があり、同支社の紀井哲支社長が記念パネルを琴陵泰裕宮司に手渡した。琴陵宮司は「金刀比羅宮の貴重な作品を発信できて光栄。めでたい図柄が多く、ぜひ実物も見てほしい」と期待を寄せた。
 110円切手10枚入りで1セット1700円。限定1200セット。香川県内各郵便局や徳島、松山、高知の各中央郵便局などで販売。10月5日からは日本郵便のウェブサイト「郵便局のネットショップ」でも取り扱う。問い合わせは日本郵便四国支社〈089-936-5117〉。

(四国新聞・2026/09/30掲載)


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