高松琴平電気鉄道(香川県高松市)の新造車両「2000形」が1日、運行を開始する。国、県、沿線の7市町が製造費などを支援しており、2編成計4両を琴平、長尾両線に投入する。琴電によると、新造車両の導入は66年ぶり。30日には仏生山車両所(同)で青色を基調とした真新しい車両を報道陣に公開した。


1日に運行を開始する琴電の新造車両「2000形」=香川県高松市仏生山町

1日に運行を開始する琴電の新造車両「2000形」=香川県高松市仏生山町


 外装デザインは瀬戸内海や青空といった讃岐路の代表的な色をモチーフに一般投票で決定した。内装ではクッション性の高い「バケットシート」を採用したほか、出入り口上部には多言語対応の液晶式の案内表示、車いすスペースには暖房機や手すりを設けている。耐久性の向上や軽量化、省エネ化も図り、従来車両に比べ、4割程度の消費電力の削減が期待できるという。定員は1両116人。
 車両の新造に向けては設計費2億円と製造費1編成(2両)当たり5億円のうち国、県、沿線の高松、丸亀、さぬき、三木、綾川、琴平、まんのうの7市町が9割を補助。車両は来年2月ごろに2編成4両の追加導入も予定している。
 1日午後3時半から香川県高松市仏生山町の仏生山駅で関係者が出席して出発式を開催。一般客が利用可能な初便は同日午後7時47分仏生山発琴電琴平行き。

(四国新聞・2026/10/01掲載)


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