香川ゆかりの若手音楽家にソロデビューの機会を提供する「サンポートホール高松デビューリサイタル」。多くの若い才能を育ててきた同リサイタルが今年度で15回を迎えるのを記念するステージが、3日午後2時から香川県高松市紺屋町の高松市美術館エントランスホールで開かれる。ここからプロとしての第一歩を踏み出した3人が、情感豊かな歌と音色を披露。成長ぶりを古里の観客に感じてもらう。


中村優花

中村優花


東川暁洋

東川暁洋


川田桜香 (ⓒAyane Shindo)

川田桜香 (ⓒAyane Shindo)


 デビューリサイタルは高松市文化芸術財団などが2011年度に開始。新型コロナウイルスの影響で延期となった19年度を除き毎年実施している。15回目を祝う記念リサイタルは、7月に続き2回目。
 今回の出演はいずれも香川県高松市出身でフルートの中村優花、トロンボーンの東川暁洋、ソプラノの川田桜香。中村と東川は13年度の第3回、川田は14年度の第4回でデビュー。中村はソロで、東川は芸大フィルハーモニア管弦楽団、川田は二期会で活動している。
 当日は3人がソロで登場。中村はフルートの多彩な音色を堪能してもらおうと、ボルヌの「カルメン幻想曲」を含む3曲を選んだ。川田はオッフェンバック「ホフマン物語」から、高音の超絶技巧が聴きどころの「生垣に小鳥たちが」などを取り上げる。東川はトロンボーンの豊かな響きを味わってほしいと全曲スローテンポの楽曲で構成。プッチーニの「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」などを届ける。3人による特別演奏ではベルディの「椿姫」から「乾杯の歌」を披露する。
 入場無料。希望者は直接会場へ。問い合わせはサンポートホール高松、電話087-825-5010。


(四国新聞・2026/10/01掲載)



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