高松交響楽団(佐々木啓隆理事長)の第130回定期演奏会が23日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール大ホールで開かれる。ソリストに昨年の第5回高松国際ピアノコンクール2位のピアニスト青島周平(神奈川県出身)を招へい。ラベルやサンサーンスらフランスの作曲家の洗練された名曲を響かせる。


 光、時間、情報、動きの非物質的な要素をモチーフにした作品を取り上げるコレクション展「うつしとる」が、香川県高松市紺屋町の市美術館で開かれている。捉えがたい対象に向き合う作家たちの絵画や映像、陶芸作品が並び、想像を刺激する空間が広がっている。7月7日まで。


 江戸時代の高松藩で教育や学問が盛んであったことを紹介する展示「学ぶ高松藩―講堂館と考信閣―」が、香川県高松市玉藻町の県立ミュージアムで開かれている。高松藩主の松平家が学びの場の整備に注力し、藩主自身も学問に関心が高かったことを示す史料が並び、来場者は興味深そうに見入っている。7月15日まで。


 四国水族館(香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁)で昨年生まれたケープペンギンのひな4羽の愛称が、「ぶんたん」「ひめ」「すだち」「つるぎ」に決まった。いずれもひな特有のグレーっぽい色が残る体ながら、親鳥とほぼ変わらない大きさになっており、展示エリア内で元気よく遊ぶ姿が見られる。


 香川県高松市屋島中町の四国村ミウゼアム内にある四国村ギャラリーで、絵画展「国立公園に魅せられて」が開かれている。日本画壇を代表する画家たちが昭和初期から戦後にかけて描いた国立公園の風景画を展示。来場者は瀬戸内海の夕景を活写した作品など、穏やかな自然を捉えた名品を楽しんでいる。30日まで。


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