温泉郷として知られる香川県高松市塩江町をテーマにインスタレーション作品を紹介する企画展「耳をすますように見る」が、同町の市塩江美術館で開かれている。徳島県出身の美術作家早渕太亮の個展。塩江の自然や人を独自の目線で捉えた作品が並び、土地に漂うささやかな空気感を伝えている。27日まで。


 高松市を拠点に活動するアマチュア劇団「銀河鉄道」(上村良介主宰)によるミュージカル「幕末純情伝」が12、13の両日、香川県高松市のサンポートホール高松第1小ホールで上演される。幕末という激動の時代を生きた若者の群像劇をダンスなどのパフォーマンスを織り交ぜながら描く。


 高松―土庄間を運航する四国フェリー(香川県高松市)の新造船「第三しようどしま丸」が完成し、高松市サンポートのフェリー乗り場で8日、関係者向けの内覧会が開かれた。土庄町ゆかりのアニメ「からかい上手の高木さん」のキャラクターが描かれたラッピングフェリーで、11日に就航する。


 世界の持続可能な観光地を認証する国際団体「グリーン・デスティネーションズ」(GD、本部・オランダ)の2024年版の地域表彰制度で、香川県の小豆島(土庄町、小豆島町)が「シルバーアワード」を受賞した。四国では愛媛県大洲市と並んで初めてで、国内では昨年までの岩手県釜石市、北海道ニセコ町に次ぐ受賞。文化や伝統、社会福祉の分野で特に高い評価を得た。


 全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしフェア実行委員会」と包括連携協定を結ぶ香川県内5市の「ご当地ビール」が完成し、東京都大田区のよい仕事おこしプラザで7日、披露式があった。香川からも各市長が駆け付け、「わがまちのビールが一番の仕上がり」とアピールした。


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