「あしたのジョー」や「ブラック・ジャック」、「巨人の星」など昭和を代表する漫画を題材にした版画展が、香川県高松市内町の高松三越新館5階催物会場で開かれている。来場者は漫画やアニメでおなじみのキャラクターたちが描かれた作品を楽しんでいる。15日まで。


 皇室に受け継がれた美術工芸品を収蔵する「皇居三の丸尚蔵館」から、香川ゆかりの名品を中心に展示する特別展「美が結ぶ 皇室と香川」(香川県立ミュージアム、皇居三の丸尚蔵館主催、県教委、四国新聞社共催)が20日から、高松市玉藻町の香川県立ミュージアムで開かれる。平安時代の〝三跡〟の書や、伊藤若冲、円山応挙、高橋由一らの代表作など、国宝を含む約70点を展示する。


 香川県東かがわ市帰来の私設公園「芝桜富士」でシバザクラが見頃を迎えている。山の斜面に植えられたピンク色や白色など13万株が陽光を浴びて光り輝き、一面に広がる花のじゅうたんが来園者を魅了。山頂奥には木製ブランコが今季新たにお目見えし、早くも人気スポットとなっている。


 香川県小豆郡小豆島町田浦の二十四の瞳映画村に、同町出身の作家・壺井栄(1899~1967年)の代表小説「二十四の瞳」にちなんだ12匹のこいのぼりが掲げられている。満開を迎えて黄色く染まった菜の花畑の上で、潮風を受けて春空を悠々と泳ぐ様子に、観光客らが見入っている。5月6日まで。


 香川県坂出市府中町の県埋蔵文化財センターで、県内で出土した弥生時代の土器などを紹介する収蔵品展「分銅形土製品と絵画土器」が開かれている。江戸時代の分銅の形に似ていることから名付けられた「分銅形土製品」と、動物などが描かれた「絵画土器」が並び、当時の人々の営みを今に伝えている。5月17日まで。


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