女木島振興の取り組みを授業で進めている通信制の穴吹学園高校(香川県高松市、篠原達司校長)の生徒が、地元企業と連携して同島をPRするオリジナル商品を開発した。島で生産された野菜を使ったしょうゆや菓子、島の風景を描いたポストカードの3種類で、14日から土産物店など県内6カ所で販売を始めた。


 不動産開発の「ことひら未来」(香川県琴平町)などは14日、同町の金刀比羅宮参道沿いで進めている再開発事業「ことひら町おこしプロジェクト」の概要を発表した。メインは、国立競技場(東京)などを手がけた世界的建築家・隈研吾氏設計の客室などが並ぶ複合型宿泊施設で、老舗旅館の再生やグランピング施設の計画もある。原健吾社長は「ここを拠点に周遊してもらい、地域経済を活性化したい。琴平の未来を背負うランドマーク的施設になれば」と期待している。


 オリーブを使った化粧品などを製造する小豆島ヘルシーランド(香川県土庄町)は14日、同町のオリーブ農園「オリーヴの森」に、自然の中での瞑想(めいそう)などを通じて心や体を落ち着かせる「マインドフルネス」を体験できる複合施設をオープンした。建物は島で伐採したヒノキ材と亜鉛の板を組み合わせて建設。マインドフルネス体験のほか、海を一望しながらの休憩所として利用できる。9月には宿泊棟も完成する予定。


 宮城県の大学に通う女子学生が、県産品を使用したアイスクリームを考案した。15~17日に父母ケ浜(香川県三豊市仁尾町)で販売する前に、さぬき市志度の志度高校で12、13の両日にトライアル販売が行われ、生徒たちは暑い夏にぴったりの商品をおいしそうに味わった。


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