香川県小豆郡小豆島町田浦の二十四の瞳映画村に、同町出身の作家壺井栄(1899~1967年)の代表小説「二十四の瞳」にちなんだ12匹のこいのぼりが掲げられている。黄色く染まった菜の花畑の上で、春風を受けて悠々と泳ぐ姿が訪れた観光客らの視線を引き付けている。5月14日まで。


 「城の日」(4月6日)に合わせて史跡高松城跡・玉藻公園(香川県高松市玉藻町)は、オリジナルの一筆箋「高松城 鯛願城就 玉藻公園」の販売を始めた。
 一筆箋は縦17センチ、横約8センチ。30枚つづりで、マダイをモチーフにした同公園のマスコットキャラクター「たまもん」が高松城天守のしゃちほこに“変身”する四コマ漫画を絵柄として採用した。表紙には高松城天守のイラストを配している。


 街を音楽で包み込む「高松ミュージックブルーフェス2023」が5月4、5の両日、高松市中央商店街とサンポート高松などで開かれる。今回は幅広いジャンルのミュージシャンに加え、日本を代表するダンサーや動物と花の絵で注目を集める香川県坂出市の画家山口一郎さんもパフォーマーとして参加。68組の総勢約480人が過去最多となる12会場で多彩な表現を繰り広げる。


 香川県産オリーブの果実から採取した酵母を使った日本酒「さぬきオリーブ酵母清酒」が、2020年度の商品化から3年を迎えた。香川県内メーカー4社による22年度の国内出荷量は、初年度の1・5倍に成長。日本酒の国内出荷が減少傾向にある中でも、都市圏の飲食店を中心に需要を伸ばしており、酵母を開発した香川県酒造組合(川人裕一郎会長)は「オリーブの実の酸味が感じられる風味で、とても料理に合う日本酒。香川独自の地酒として認知度が高まっている」としている。


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