名画を忠実に模写し主要人物だけを抜き取る「Without You」シリーズなどで知られる美術家、小川信治さんの作品を紹介する特別企画展「Better Half 回帰の手法」が、香川県高松市紺屋町の市美術館を主会場として開かれている。1980年代の初期作から最新作まで36点を展示。緻密な描写力を駆使し、鑑賞者に不思議な感覚を与える作家の世界観に触れることができる。18日まで。


 香川県土庄町で最晩年を過ごした漂泊の自由律俳人、尾崎放哉(1885~1926年)の「朱」が入った俳句原稿などの資料42点が、同町の小豆島尾崎放哉記念館に寄贈され、そのうち約20点のコピーが30日まで同記念館で特別展示されている。九州の俳句雑誌「裸」から選評の依頼を受けた放哉が優秀な句に丸印を付けたり、心を動かされた力作などには一言を添えるなどしている。放哉研究者は「放哉が他人の句を添削するのは珍しい。その跡がはっきりと残っている原稿は貴重」としている。


 だしを自分好みにブレンドできるうどん店。かけだし(温、冷)、ぶっかけだし(温、冷)の4種類が用意されており、訪れた著名人らは太めでこしの強い麺に合うようアレンジを楽しんでいる。


 香川の2大聖地が歴史的タッグ―。総本山善通寺(善通寺市、菅智潤法主)と金刀比羅宮(琴平町、琴陵泰裕宮司)は31日、弘法大師空海の誕生1250年を祝うコラボ御朱印を9月1日から授与すると発表した。隣接市町にあり共に長い歴史を誇る両者が、公式に提携するのは史上初めて。地元自治体を交えて、さらなる地域活性化を目指す。


 小豆島の観光名所を覚えやすいメロディーや歌詞で紹介するご当地ソング「おいでよ小豆島音頭」と、その楽曲に楽しそうなダンスと美しい景色を重ねたプロモーション動画が完成し、動画投稿サイト「ユーチューブ」で配信されている。島内の観光関係者や子どもら合わせて約60人が出演し、明るく軽快な曲調に合わせ、笑顔で名所の魅力をPRしている。


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