小豆島出身の作家壺井栄(1899~1967年)の直筆原稿などを紹介する企画展「壺井栄の生きた時代と小豆島~山口大二氏寄贈資料展~」が、香川県小豆郡小豆島町安田の町立図書館で開かれている。平和や家族の大切さに思いを巡らせ、何度も推敲(すいこう)した跡が残る小説「母のない子と子のない母と」などの直筆の原稿用紙が、来館者の視線を引き付けている。10月2日まで。


 瀬戸内国際芸術祭の秋会期開幕(29日)を前に、香川県小豆郡土庄町の大部港フェリー乗り場2階の待合所に「妖怪アートギャラリー」が登場した。明かりを絞った空間に仏像彫刻の技法を駆使した本格的な妖怪の彫像が並び、来館者は“異世界”に足を踏み入れたような雰囲気の中、精緻に仕上げられた作品に見入っている。


 1975年創業の老舗喫茶店。店内は昭和レトロな雰囲気で、落ち着いた空間が広がる。看板メニューは2段重ねの分厚い「手造りホットケーキ」(650円)。甘さ控えめの味わいが売りで、幅広い層から人気を集めている。


 「ひげが揺れるようにメラメラしてるね」「黒いほくろに見えるよ」。専用の望遠鏡で太陽を見る子どもたちのにぎやかな声がドームに響く。まんのう町中通の「まんのう天文台」が開いた天体観望会での一場面。毎週末に開いているこの観望会が親子連れらから人気を集めているという。宇宙の神秘に迫る取り組みはどんなものなのか。9月上旬に同天文台を訪ねた。


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