丸亀市出身の洋画家猪熊弦一郎(1902~93年)と、高松市在住の現代美術家川島猛(93)が米ニューヨークで制作した作品を取り上げる「DREAM LAND」が、香川県立ミュージアム(香川県高松市玉藻町)で開かれている。ニューヨークの自由で希望に満ちた環境の中で生み出された二人の世界観が楽しめる。5月14日まで。


 新緑の季節を迎えた小豆島の寒霞渓で、島の一部の地域だけに自生する希少植物「ショウドシマレンギョウ」が見頃を迎えている。四望頂(しぼうちょう)展望台周辺の遊歩道沿いでは、直径2~3センチのかれんな黄色い花が青空に映え、散策を楽しむ地元住民や観光客の視線を引き付けている。


 香川県農協(香川県高松市)は、高松市の生産農家が育てた松盆栽のレンタルサービスを始めた。観賞用として1カ月単位で貸し出し、企業の受付スペースや商業施設などでの利用を見込む。全国に誇る地域産品として大勢の人の目に触れる機会を増やし、新規の販路開拓や生産者支援につなげる。


 屋島の魅力に触れてもらおうと、高松市が、香川県高松市屋島東町の屋島山上交流拠点施設「やしまーる」の展示スペースを一新した。屋島の歴史や自然、文化を視覚や聴覚で体感できる作品に入れ替え、回廊型の建物内の各所に配置。訪れた観光客らは館内をゆっくりと巡り、展示品の数々にじっくりと見入っている。


 西日本高速道路サービス・ホールディングス四国支社は、四国4県の高校とサービスエリア(SA)が共同で考案したメニューを期間限定で販売している。産学連携の一環で、地域の魅力発信を目的にした企画。県内では、観音寺総合高校(香川県観音寺市天神町)の総合学科食物系列の生徒と高松自動車道の豊浜SA上り線がコラボし、「SHIKOKUうどんと選べる2種の丼」を提供している。21日まで。


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