昨夏、オランダのアムステルダム国立美術館で公開された讃岐漆芸の作品などを紹介するテーマ展が、高松市美術館(香川県高松市紺屋町)で開かれている。音丸耕堂ら香川が誇る漆芸家の代表作が並び、海外の美術ファンを魅了した表現力と色彩美を味わうことができる。3月26日まで。


 香川県小豆郡小豆島町馬木のギャラリー「MOCA HISHIO ANNEX」で、兵庫県在住の知的障害者でアーティストのタカヤくん(23)=本名非公表=らが描いたアクリル画の展示会が開かれている。身近な動物や花などが個性豊かな構図と鮮やかな色合いで表現されており、来場者の視線を引き付けている。26日まで。


 愛用する漆器や陶器などに割れやひびが生じてしまった時、自分の手で直すことができたらいいのにと誰もが思ったことはあるはず。讃岐漆芸美術館(香川県高松市上福岡町)では、破損した部分を漆などで接着し金属粉を装飾して仕上げる「金継ぎ」の体験教室を毎月数回開いている。自宅で手軽にできる手法を指導していると聞き、今月中旬、技を学びにお邪魔した。


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