香川県東かがわ市引田の古いまち並み一帯で1日、引田ひなまつり(同実行委主催)が開幕した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため近年は開催を見送り、今回が4年ぶりの開催。一帯の民家や商店など約60軒に趣向を凝らしたひな飾りが並び、詰めかけた大勢の家族連れらが、まち歩きを楽しみながら、じっくりと見物している。5日まで。


 香川県出身の若手音楽家4人が初の独奏会に挑む「第11回サンポートホール高松デビューリサイタル」が4、5の両日、高松市屋島西町の穴吹学園ホールで開かれる。ピアノの平田奈夏子(24)、高橋佳那(26)、サックスの竹野壮一郎(27)、ソプラノの宮川優子(26)が出演。古里への感謝の気持ちを込めて爽やかな音色を響かせる。


 大阪芸大舞台芸術学科の学生によるミュージカル「朝が来るまで夏の夜の夢」が17日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。シェイクスピアの喜劇「夏の夜の夢」をアレンジした物語で、新型コロナウイルス下で舞台上演を目指す芸大生の奮闘の日々を描く。プロを目指して演技や演出力を磨く学生約70人が情熱あふれるステージを繰り広げる。


 香川県高松市亀水町の瀬戸内海歴史民俗資料館の設立準備から草創期に携わった専門職員が、1970~80年代に瀬戸内海やその周辺で撮影した写真を紹介する企画展「高橋克夫民俗写真展―瀬戸内の景観・くらし・ひと―」が瀬戸内海歴史民俗資料館で開かれている。都市開発などにより現在は失われた風景を捉えたものもあり、人と自然の関わり方を見つめ直すことができる。19日まで。


 香川県東かがわ市引田で3月1~5日に開かれる「引田ひなまつり」(引田ひなまつり実行委主催)を盛り上げようと、東かがわ市の窓口業務に当たる職員が、まつりをPRする桃色の法被を着用し、開催をアピールしている。着用は3月3日まで。


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