香川の伝統工芸や地場産業を支える職人と多彩な分野のクリエーターらが連携し、高付加価値の製品を生み出すプロジェクト「SANUKI ReMIX(讃岐リミックス)」の第2弾の企画が13日発表された。讃岐桶樽(おけだる)や讃岐うどん、保多織の職人らが新製品づくりに取り組み、11月に高松市の玉藻公園披雲閣でお披露目する。


 高松国際ピアノコンクールの初代優勝者で、ウクライナ出身のパベル・ギントフさんのソロリサイタルが22日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。モーツァルトやショパンのほか、ウクライナの作曲家も取り上げる構成。ギントフさんは「高松で再び演奏できてうれしい。ウクライナが国と文化の存在意義のために戦っている今だからこそ、母国の音楽に触れてほしい」と来場を呼びかけている。


 香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮(琴陵泰裕宮司)は今年の例大祭について、10月9、10日に規模を縮小して実施することを決めた。新型コロナウイルスの感染予防対策のため、多くの参拝客が集まる「みこし渡御」は3年連続で中止する。


 西讃を代表する秋祭りの「さぬき豊浜ちょうさ祭」の実行委員会は12日夜、香川県観音寺市内で総会を開き、ちょうさ(太鼓台)20台以上が集結する名物の「かき比べ」をしないなど規模を縮小し、10月7~9日に同祭りを開催することを決めた。新型コロナウイルスの影響で過去2年は中止しており、実施は3年ぶり。


 マルイ観光バス(香川県高松市)は、屋根のない2階建て観光バス「オープントップバス」を使った観光ツアーを本格化する。今年に入り、県内各地で実証運行や試験ツアーを実施。このほどバス設備の最終段階としていた車内音声ガイドの整備を終え、17日夜に屋島山上を巡る第1弾ツアーの運行を企画している。


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