香川、岡山の島々などを舞台にした現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2022」(同実行委主催)の春会期が14日、始まった。香川県高松市玉藻町のレクザムホールで開会式を行い実行委会長の浜田知事が高らかに開幕を宣言。新型コロナウイルス下での初開催に加え曇り空となった影響からか、各島へのアクセス拠点となる高松港の旅客ターミナルビルや乗船口では終日目立った混雑は見られず静かな初日となった。


 香川県東かがわ市帰来の山あいにある私設公園「芝桜富士」で、白やピンク色などのシバザクラが見頃を迎えている。山の斜面など約4300平方メートルに11万5千株が植えられており、一面に広がる花のじゅうたんが訪れた人を魅了している。


 春の瀬戸内、アート一色に-。瀬戸内国際芸術祭2022が開幕した14日、会場の島々には祭典を待ちわびた若者や家族連れらが訪れた。新型コロナウイルス下で行う初の芸術祭。来場者は感染症対策に気を配りつつ、瀬戸内の自然や歴史と融合したアートを鑑賞した。会場では住民やボランティアが出迎え、制作過程を解説する作家の姿も。あいにくの空模様の影響か混雑はなかったが、島々には笑顔と感動がじわりと広がった。


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