電子書籍やインターネット通販の広がりで中小の書店が苦境にあえぐ中、来店者に店オリジナルのはんこに各店独自のメッセージを添えた「御書印」を押す取り組みが全国に広がり始めている。県内では唯一、小豆島町田浦の二十四の瞳映画村内にあるブックカフェ「書肆海風堂(しょしうみかぜどう)」が参加。同店は「観光で小豆島を訪れたついでに、思い出として御書印をゲットして」と多くの利用を呼び掛けている。


 画家や小説家などとして活躍した和田邦坊(琴平町出身、1899~1992年)の作品と資料を紹介する企画展「秋の夜ばなし/冬来たりなば 第1部」が善通寺市大麻町の灸まん美術館で開かれている。秋の風物詩を色鮮やかに描いた日本画や、疫病退散にちなんだ掛け軸など現在の時節に合わせて選んだ作品が会場を彩っている。第1部は来年1月11日まで。


 三豊市の住民団体「まちづくり推進隊高瀬」は、マメ科の植物のバタフライピーをブレンドした「バタフライピーティー」など3種類のハーブティーを企画開発し、商品化した。バタフライピーをはじめ、いずれも三豊市高瀬町産の原材料を含んでおり、加工は高瀬茶業組合が行った。


 香川県丸亀市綾歌町のテーマパーク「ニューレオマワールド」で1日、中四国で最大規模の250万球の発光ダイオード(LED)が園内を彩る「レオマウインターイルミネーション」が始まった。今年は新たに、児童文学の名作「不思議の国のアリス」の名シーンに入り込んだような体験ができる企画が登場した。


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