中秋の名月(今年は10月1日)に合わせ、香川県坂出市本町の市指定文化財「香風園」で29日、恒例の観月会が始まった。10月3日までの間、園内ではライトアップやアート作品の展示を行うとともに、今年は澄んだ音色を堪能してもらおうと、サヌカイトの演奏会を初めて企画。初日に訪れた人たちは深まる秋や幻想的な雰囲気を感じていた。


 観音寺市は29日、「天空の鳥居」として知られる高屋神社本宮(香川県観音寺市高屋町)と市中心部を往復するシャトルバス運行の実証実験を今月で終了し、10月以降もバス事業者4社が運行を継続すると発表した。期間は当面、来年3月までの土日祝日で、年末年始についても検討する。


 香川大農学部が開発したブドウ品種「香大農R―1」を使った赤ワインの仕込み作業が28日、香川県さぬき市小田のさぬきワイナリーで始まった。今年は720ミリリットル入りボトル換算で7千本を製造予定。11月22日からさぬきワイナリーの物産センターや香川県内の主要酒店などで販売する。


 JR四国は28日、アンパンマン列車が運行開始から20周年を迎えるのを記念し、観光列車「アンパンマントロッコ」で四国4県を巡る「アンパンマントロッコ四国一周号」の運転を始めた。香川県高松市浜ノ町の高松駅で出発イベントがあり、家族連れや鉄道ファンらが記念撮影などを楽しんだ。


関連情報