主役“チュウ”目して しろとり動物園 干支引き継ぎ式
来年も夢中(ムチュウ)な1年に―。香川家東かがわ市松原のしろとり動物園で28日、恒例の干支(えと)の引き継ぎ式があった。約70人の来園者が見守ったステージ上で、亥(い)年のイノシシから子(ね)年のネズミへ「園の主役」の座がバトンタッチされた。
来年も夢中(ムチュウ)な1年に―。香川家東かがわ市松原のしろとり動物園で28日、恒例の干支(えと)の引き継ぎ式があった。約70人の来園者が見守ったステージ上で、亥(い)年のイノシシから子(ね)年のネズミへ「園の主役」の座がバトンタッチされた。
地域ブランドに登録されている「ひけた鰤(ぶり)」の特売が28日、香川県東かがわ市引田の地域産物展示販売施設「ワーサン」で始まった。31日までの4日間、市価より2割ほど安い1キロ当たり1500円で販売。関係者は「おいしいひけた鰤を正月に、ぜひ家族で味わってほしい」と話している。
小豆島出身の作家・壺井栄ゆかりの観光施設「二十四の瞳映画村」(香川県小豆郡小豆島町田浦)に28日、門松がお目見えした。1月10日まで設置し、日本の伝統的な風習で行楽客を迎える。
香川県仲多度郡琴平町の金刀比羅宮(琴陵容世宮司)で28日未明、新年の神事に用いる大鏡餅などの餅つきが行われた。神職が夜を徹してつき上げ、13日の「煤払(すすはらい)」から始まった迎春準備がほぼ整った。
今年の世相を表す漢字は「令」。新元号令和に新たな時代の希望を感じた県民も多いことだろう。県内10大ニュースでは、瀬戸内国際芸術祭や木下サーカスの公演、東京五輪聖火リレーの県内ルート決定、高松商高の甲子園春夏連続出場など明るい話題が目立った。新年の干支(えと)は子(ね)(ネズミ)。子どもをたくさん産むことから子孫繁栄の象徴とされ、大黒天の使者として縁起がいいともいわれる。十二支で最初に数えられる子の年は文字通り初心に帰り、改元に続いて気持ちを新たに臨みたいものだ。県内の初詣スポットを紹介する。