老舗料亭「公楽」の味をカフェで気軽に楽しめる。料亭の大広間として使われていた建物を改装した店内は、大束川がよく見える。母娘でおしゃべりしながらちょっぴりぜいたくな気分を味わって。

 最近女性に人気のメニューが「よくばりご膳」(1609円)。メイン料理は茶そばで、漬けだしの底には茶わん蒸しが。初めて食べるのにどこか懐かしい味わいにほっとする。日替わりのおかずプレートは、ペペロンチーノ風やピリ辛など、旬の野菜をさまざまに味付けている。


 隠れ家のような雰囲気で落ち着いて食事ができるお店。夫婦で切り盛りしており、幅広い年代から人気を集めている。

 牛ほほ肉の赤ワイン煮込み(1620円)は、国産牛を香味野菜、ホールトマト、赤ワインと一緒に4時間ほど煮込んだ一品で、トロっとした肉の食感が楽しめる。余分な脂を除いてくれているのがうれしい。


 うどん製造のさぬき麺業は、高松市松並町の本社近くに工場を新設する。インバウンド(訪日外国人客)をはじめ好調な観光需要を背景に、うどん打ちと工場見学が併せてできる施設にする計画で、体験を通じて讃岐うどん文化を味わってもらう。年内の稼働を予定している。


 香川県三豊市仁尾町の住民団体「まちづくり推進隊仁尾」(河津成雄理事長)は、町内の観光名所や伝統行事を紹介する観光看板をリニューアルした。デザインは、3年前に同推進隊での職場体験に参加した地元の高校生3人が担当。特産品のミカンをモデルにしたオリジナルキャラクターをあしらうなど、ポップな看板に仕上がっている。


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