昭和初期に高松市の仏生山から塩江までを運行していた塩江温泉鉄道(ガソリンカー)の歴史と塩江の風景をたどる企画展が、10日から同市塩江町の市塩江美術館で開かれる。初公開となるガソリンカーの原寸大アート作品のほか、当時の町並みや少女歌劇団による公演が盛んに行われた温泉旅館など華やかな時代の塩江を伝える資料を展示する。9月23日まで。


 四国新聞創刊130周年記念事業の一環として、世界三大サーカスの一つ「木下大サーカス」が10月6日からイオンモール高松特設会場(香川県高松市香西本町)で開かれる。県内での公演は2011年以来8年ぶり。シンボルの「巨大な赤テント」で、世界でも珍しいホワイトライオンなどの猛獣ショーや、迫力ある空中ブランコ、アメリカンピエロによるコントなど、スリルとユーモアを交えた構成で家族連れらを魅了する。


 瀬戸内海の島々を舞台にした現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」。「瀬戸芸」の愛称で全国区となり、香川が世界に誇る一大イベントへと成長した。3年ぶり4度目となる「2019」は、夏会期が8月25日までの日程で開催中。多彩なアートはもちろん、瀬戸内の風景や文化、島の人たちとの出会いを楽しめる。昨年末以降、海外大手メディアが瀬戸内や瀬戸芸にスポットを当てており、国際的な注目度も高まる一方だ。


関連情報