湊川の河津桜、満開間近 東かがわ、きょうから「まつり」
例年より開花が遅れていた香川県東かがわ市白鳥の湊川沿いに並ぶ河津桜が、やっと満開間近となった。恒例の「湊川河津桜まつり」(同実行委主催)は例年3月上旬に開いていたが、今年は寒気や雨の影響で2度の延期を経て約2週間遅れの22、23日に開催される。
例年より開花が遅れていた香川県東かがわ市白鳥の湊川沿いに並ぶ河津桜が、やっと満開間近となった。恒例の「湊川河津桜まつり」(同実行委主催)は例年3月上旬に開いていたが、今年は寒気や雨の影響で2度の延期を経て約2週間遅れの22、23日に開催される。
香川県小豆郡小豆島町安田の農園で、ミモザと河津桜がそろって花を咲かせ始め、訪れた観光客らが青い空や緑の山を背景に黄色とピンクの花が織りなす春の風情を楽しんでいる。見頃は3月末ごろまでという。
日本工芸会(東京)の公募展「第42回日本伝統漆芸展」が香川県高松市紺屋町の市美術館で開かれている。最高賞の文部科学大臣賞を受賞した北岡省三(高松市)の彫漆(ちょうしつ)作品など入賞7点を含む入選作全82点を展示。重鎮から新鋭までの多様な挑戦と個性豊かな作品群が見る側を圧倒している。30日まで。
香川県仲多度郡まんのう町中通の「ことなみ未来館」(旧琴南中学校)などで、現代アートイベント「山の小さな展覧会」が開かれている。豊かな自然と人々の暮らしが溶け込む琴南地区で「あわい―境界の美」をテーマに作品を展開。日常の中で見逃しがちな視点をアートで表現している。30日まで。
香川県三豊市出身の洋画家・小林萬吾の歩みを紹介する展覧会が、香川県高松市玉藻町の香川県立ミュージアムで開かれている。県内の個人が所蔵している貴重な作品を中心に展示。小林の師である「日本洋画の父」黒田清輝との関わりを振り返るとともに、功績を伝えている。4月13日まで。