香川県高松市の書道家で現代アーティスト・郷祥の個展が同市中野町の珈笛画廊ほのほで開かれている。自然現象など目に見えないものを墨と余白で可視化した37点が並び、書のイメージを覆す空間が広がっている。10月6日まで。


 高松工芸高(香川県高松市番町)の美術科生徒による作品展が同市上林町の大西・アオイ記念館で開かれている。授業課題で取り組んだ個性あふれるデザイン画や油彩画の大作などが並び、生徒の生き生きとした感性に触れることができる。23日まで。


 廃棄されたフィルムやパソコン、携帯電話の基盤中に含まれている銀。これらをリサイクルして生まれた「銀粘土」で制作したアクセサリーなどを紹介する企画展が、香川県高松市庵治町の歯ART美術館で開かれている。主催は同市で工房を構える坂田忍(50)。今回で5回目を迎え、「捨てられるはずだったものが思い出に変わるのが銀粘土の魅力。多くの人に知ってほしい」と力を込める。


 香川県琴平町と日本航空(JAL)は、同社のスマートフォン向け旅行アプリを使った観光情報の発信を始めた。町内の人気エリアに加え、ツアーに組み込まれていないような歴史・観光スポットを地図上に掲載。スマホの位置情報と連動しており、現地を訪れて初めて詳しい情報を知ることができる仕組みになっているのが特徴だ。まち歩きを促し、滞在時間の延長や一層の観光振興を図る。


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