五色台にある四国霊場81番札所の白峯寺(香川県坂出市青海町)と82番根香寺(香川県高松市中山町)で「夜の特別拝観」が始まるのを前に14日、両寺で内覧会があった。白峯寺では国の重要文化財の客殿(書院)などを初めて一般公開。ほのかな明かりの中で、幻想的な雰囲気を演出している。


 県境近くの女体山(標高776メートル)の麓にある四国霊場の結願寺。香川県内有数の紅葉の名所として知られ、この時季は大勢のお遍路さんや観光客が訪れる。一足早く見頃を迎えた境内のイチョウと日に日に色づくモミジの競演は今月下旬まで楽しめそう。(15日撮影)


 香川県さぬき市小田のさぬきワイナリーで、香川大農学部が開発したブドウ品種「香大農R―1」を使った赤ワインが完成した。本格生産19年目の今年は750ミリリットル入りボトルで約6千本を製造し、価格は1本2750円。17日から同ワイナリーの物産センターや県内の主要酒店などで販売する。


 来年の瀬戸内国際芸術祭に参加する岡山県出身の画家・松井えり菜の作品を紹介する特別展示が、香川県高松市紺屋町の市美術館エントランスホールなどで開かれている。「自身の投影」というウーパールーパーをプリントした巨大なバルーンや、洋画家の高橋由一からオマージュを受けて制作した作品などが並び、美術ファンらの興味を誘っている。


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