さぬき錦景=雲辺寺山周辺(観音寺市大野原町・徳島県三好市)
標高927メートルの山上は例年より1週間ほど遅く紅葉の季節を迎えた。秋も高温傾向が続き、四国霊場66番札所・雲辺寺のモミジの色づきは五分程度。鐘撞堂(かねつきどう)から望む紅葉は額縁越しの絵画のようで、目を奪われる美しさだ。大師堂周辺は今週末が一番の見頃になりそう。(6日撮影)
標高927メートルの山上は例年より1週間ほど遅く紅葉の季節を迎えた。秋も高温傾向が続き、四国霊場66番札所・雲辺寺のモミジの色づきは五分程度。鐘撞堂(かねつきどう)から望む紅葉は額縁越しの絵画のようで、目を奪われる美しさだ。大師堂周辺は今週末が一番の見頃になりそう。(6日撮影)
97歳の現在も精力的に制作を続ける彫刻家の速水史朗(多度津町)の個展が、香川県坂出市駒止町のかまどホールで開かれている。半世紀以上にわたって取り組む「瓦シリーズ」をはじめ磁器の照明作品も並び、異なる素材が響き合う独自の空間を生み出している。24日まで。
若い世代の寺院離れを食い止めようと香川県善通寺市の総本山善通寺(菅智潤法主)は、新ブランド「まおびより」の展開を始めた。第1弾としてお香、アロマソルト、ボディバームを販売。弘法大師空海の生まれた同寺の魅力を新たな形で発信し、ファン獲得を目指す。
ベートーベンの交響曲第9番を県民らで歌い上げる「かがわ第九2024」(同実行委員会主催)が10日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール大ホールで開かれる。36回目の今年は第九の初演から200年となる節目。第一線で活躍するソリストとともに、生きる喜びや世界の友愛など、詩に込められたメッセージを聴衆に届ける。
丸亀市立資料館(香川県丸亀市一番丁)で開催中の刀剣展「ニッカリ青江公開展」に合わせ、香川県仲多度郡多度津町家中の町立資料館に開設した「休憩所」が、全国から来県した刀剣ファンの間でひそかに人気を集めている。和室で旅の疲れを癒やしながら、ニッカリ青江脇指(わきざし)の模造刀に直接触れたり、刀の豆知識を教わったりできることが、ファンの心をくすぐっているようだ。