東かがわ市は23日、瀬戸内国際芸術祭2025の夏会期(8月1~31日)で引田エリアが会場の一つとなることを受け、小豆島町の坂手港と引田漁港間に設ける臨時航路の下船シミュレーションを同漁港で実施した。運航する事業者は接岸のポイントについて、市職員は乗船者の下船後の誘導などをそれぞれ確認し、約1週間後に迫った開幕に向けて準備を整えた。


 瀬戸内海の島々の魅力を体感できるイベント「せとうち島フェスタ2025」が27日午前10時から午後3時まで、香川県高松市のサンポート高松展示場などで開かれる。会場内の各ブースでワークショップを体験できるほか、うどんの無料接待、「こども図書館船 ほんのもり号」の一般公開もある。


 四国の美しい風景を魅力的なスポットから観賞できる「四国八十八景」や4県の道の駅を巡る電子スタンプラリーが、24日からスタートする。スマートフォンで専用サイトに登録して現地を訪れるとスタンプを入手でき、集めたスタンプ数に応じてオリジナルグッズなどが当たる抽選に応募できる。


 34年ぶりに香川県が舞台となる第49回全国高校総合文化祭「かがわ総文祭2025」に合わせ、三木町観光協会は26、27、30、31日の4日間、香川県三木町鹿伏の同協会事務所前(ベルシティ内)で三木の名産品などを集めたマルシェを開催する。期間中、隣の町文化交流プラザを会場に2部門が開催されることになっており、同協会は「全国から集まる高校生の青春の一ページに三木の思い出を刻んでもらえれば」としている。


 瀬戸内国際芸術祭2025の三豊市実行委員会は、秋会期(10月3日開幕)に会場の一つとなる同市詫間町の粟島の魅力を伝える特設サイトを開設した。「三豊・瀬戸内の島の体温を伝え、分け与えるWEBサイト」をコンセプトに、香川県の公式サイトでは紹介しきれない見どころやイベントなどの地元ならではの情報を発信する。


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