数多くの風車が境内を彩る香川県東かがわ市松原の白鳥神社(猪熊兼年宮司)は、願い事を託せる短冊付きのコスモスをイメージした風車666本を期間限定で設置している。爽やかな秋風を受けて、風車がくるくると回る様子を参拝者が楽しんでいる。設置は11月末まで。


 歴史や自然、文化など高松のさまざまな魅力を市民がプロデュースして発信する「高松まちかど漫遊帖」(同実行委主催)の秋編が始まった。今回は24コースあり、うち九つが新コース。コースごとに先着順で申し込みを受け付けている。


 高松市美術館の特別展「五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」(同館主催、四国新聞社共催)が12日から香川県高松市紺屋町の同館で開かれる。女性を優雅に描いた喜多川歌麿、役者絵で人気を博した東洲斎写楽、ユーモラスな画風の歌川国芳ら、江戸時代を彩った“五大浮世絵スター”の作品が集結する。12月8日まで。


 田村淳さん、声で丸亀城をガイド―。丸亀市は、お城マニアで知られるタレントの田村淳さんが音声で丸亀城(香川県丸亀市一番丁)の見どころを紹介するQRコード付きスタンドを、登城道に沿って計6カ所に設置した。スタート地点の見返り坂には武者姿の等身大パネルもお目見えし、訪れた人を笑顔で迎えている。


 さぬき市が同市寒川町で整備していた新たな文化施設「細川林谷記念館」が完成し、5日に同館で記念式典や展示解説、地元児童を対象にした篆刻(てんこく)教室が開かれた。関係者は郷土が生んだ偉人に思いをはせ、テープカットを行って市民の文化芸術活動の拠点の船出を祝福した。オープンは6日。


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