自然からインスピレーションを得て湧き上がる思いを表現する香川県高松市の画家・松山真理の個展「光の行方」が、同市北浜町のマルテギャラリーで開かれている。「移ろう光」をテーマに、森の中の木漏れ日や水面のきらめきなどを描いた作品が並び、心安らぐ空間が広がっている。7日まで。


 「香川二期会合唱団」(堀田典明団長)の第56回定期演奏会が7日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。中島みゆきらのメッセージ性の強い名曲に思いをのせ、希望あふれる混声合唱を届ける。


 香川県善通寺市の墨アーティスト樋笠幸三さん(84)と香川県丸亀市の写真家高橋章さん(73)の2人展が2日、香川県高松市紺屋町の市美術館市民ギャラリーで始まった。「筆を走らせるのも、シャッターを切るのも一瞬の出来事」という思いから「瞬息の世界」と名付けた初の展覧。共作したオブジェなどの作品群が来場者を楽しませている。7日まで。


 田植えが一段落する「半夏生(はんげしょう)」の1日夜、香川県小豆郡土庄町肥土山地区で稲に付く害虫を炎で追い払い、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る伝統行事「虫送り」が行われた。地域住民らが火手(ほて)と呼ばれるたいまつを青田にかざしながらあぜ道を練り歩くと、揺らめく炎の列が浮かび上がり一帯は幻想的な雰囲気に包まれた。


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