情景に満ちる郷愁写す 香川県文化会館で磯井さん回顧展
香川漆芸を代表していた作家で、昨年死去した蒟醤(きんま)の重要無形文化財保持者(人間国宝)磯井正美さんの功績をしのぶ展覧会「蒟醤の軌跡をたどる」が、香川県高松市番町の香川県文化会館で開かれている。30代から90代にかけての作品や愛用の道具などが並び、独自の表現を模索してきた漆芸人生を後世に伝えている。28日まで。
香川漆芸を代表していた作家で、昨年死去した蒟醤(きんま)の重要無形文化財保持者(人間国宝)磯井正美さんの功績をしのぶ展覧会「蒟醤の軌跡をたどる」が、香川県高松市番町の香川県文化会館で開かれている。30代から90代にかけての作品や愛用の道具などが並び、独自の表現を模索してきた漆芸人生を後世に伝えている。28日まで。
2024年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんだ企画展「UTA ZOO」が、香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁の四国水族館で開かれている。金刀比羅宮(琴平町)に描かれた竜の水墨画の再現パネルや竜と共通点のあるワニの化石など、一風変わった展示が来館者を楽しませている。2月29日まで。
香川県東かがわ市引田の市歴史民俗資料館で6日、同市出身の歌手で俳優の笠置シヅ子(1914~85年)が活躍した昭和20~30年代にスポットを当てた企画展「笠置シヅ子が生きた時代」が始まった。当時の暮らしぶりを伝える絵画や生活用品が並び、来館者を楽しませている。29日まで。
「天空のブランコ」などが人気を呼んでいる香川県観音寺市大野原町の雲辺寺山頂公園に人工雪で雪遊びができるスポットがお目見えし、そり滑りなどを楽しむ親子連れらでにぎわっている。2月末までの土日祝日に設営され、無料で利用できる。
今年の干支(えと)の辰(たつ)にちなみ、タツノオトシゴの仲間を展示する企画展「辰展」が香川県宇多津町浜一番丁の四国水族館で開かれており、館内を迎春ムードに包んでいる。14日まで。