香川県善通寺市の総本山善通寺(菅智潤法主)で11日、金堂(本堂)の本尊・薬師如来坐(ざ)像の「お身ぬぐい」が行われた。作務衣(さむえ)姿の僧侶らが、はたきやはけで1年分のほこりやすすを払い落とし、新年を迎える準備を進めた。


 1891(明治24)年創業の川鶴酒造(香川県観音寺市本大町)。同社の敷地内にある「せらびい工房」と旧瓶詰蔵「鶴鳴館(かくめいかん)」では、毎月1~5日、一般の出展者による手作り雑貨やアンティーク品などを展示販売している。期間中はお気に入りの品との出合いを求めて県内外から多くの女性らが訪れ、地域に活気をもたらしているという。現場を見てみようと車を走らせた。


 舞台芸術や音楽で活躍する県内外の個人、団体が紅白に分かれて出来栄えの勝敗を競う「紅白対抗かがわ舞台芸術祭」が24日、高松市玉藻町のレクザムホール大ホールで開かれる。歌手や舞踊グループ、演劇人など幅広いジャンルのパフォーマーが対決を繰り広げ、年末の讃岐路をにぎやかに彩る。


 国際的に活躍する高松市生まれの実力派チェリスト・宮田大さんのリサイタルが10日、香川県観音寺市観音寺町のハイスタッフホール大ホールで開かれる。今回は10月にリリースした新作アルバムの収録曲を中心に、名器ストラディバリウス「シャモニー」の重厚な音色を響かせる。


 大石内蔵助ゆかりの寺として知られる香川県土庄町長浜の小豆島霊場70番札所・長勝寺(土山悠勝住職)で、赤穂義士四十七士を和紙に描いたり、石やガラス瓶などにドット模様をちりばめたりしたアート作品展が開かれている。現代風に描かれた内蔵助らの表情や、小豆島の海岸などをイメージしたカラフルな作品の組み合わせに、訪れた人たちが見入っている。10日まで。


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