香川県綾歌郡綾川町の山あいにたたずむ旧枌所小学校。「平成の大合併」に伴って閉校した同校は、NPO法人「かがわ・ものづくり学校」(理事長・倉石文雄元香川大創造工学部教授)が2006年に借り受け、通称「モノハウス」としてアーティストの活動拠点に生まれ変わっている。山間部を舞台にした「山なみ芸術祭」を開くなど現代アートを通じ、作家と住民らが協力して地域の活性化に取り組んでいるという同所を訪ねた。


 香川県仲多度郡まんのう町吉野の国営讃岐まんのう公園で25日、恒例のイルミネーションイベント「ウィンターファンタジー」が開幕する。今年のテーマは「きらめく光の語らい」。22日夜には試験点灯があり、約65万個の発光ダイオード(LED)が幻想的な世界を浮かび上がらせた。来年1月8日まで。


 香川県高松市の栗林公園で23日、秋のライトアップが始まった。南湖沿いの「楓岸(ふうがん)」では石畳をトンネル状に覆ったカエデが赤く染まる。掬月亭東側の築山「渚山(しょざん)」から楓岸を眺めると、湖面に映った紅葉と和船が織りなす、大名庭園ならではの晩秋の光景が楽しめる。見頃は12月初旬まで続く見込み。(23日撮影)


 日本三大渓谷美の一つに数えられる景勝地。長い年月の地殻変動や風雨による浸食が生み出した迫力ある奇岩や絶壁を、赤や黄色に色づいた紅葉と常緑樹が織りなすように彩っている。山頂から麓へと広がる錦は、ロープウエーに乗車して上から眺めても、登山道から見上げても美しい。(23日撮影)


 「せせらぎの川」沿いのイロハモミジが色づきを増し、最盛期を迎えている。彩り豊かな紅葉と川の流れが織りなす景観は風情にあふれ、散策しながら楽しめる。11、12両日には初の試みとして夜間ライトアップが行われた。見頃は26日ごろまで続く見通し。(特別な許可を得てドローンで22日撮影。撮影は東かがわ市のNPO法人「輝」)


関連情報