綾川の上流に約7キロにわたり広がる景勝地。町営キャンプ場「TaTuTa(タツタ)の森」など、穏やかなせせらぎが聞こえる川沿いに、イチョウやモミジなどがあちらこちらで色づいている。紅葉は川上から川下に向かって染まっており、12月上旬まで続く見通し。(19日撮影)


 国の特別名勝・栗林公園(香川県高松市栗林町)で、竹の花が咲いているのが見つかった。竹の花は、60~120年ほどの周期で咲くとされ、同園での開花は昨年5月の皐月亭周辺に続いて2年連続。来園者は、貴重な光景を眺めたり、写真に収めたりして楽しんでいる。見頃は12月初旬まで。


 五色台の丘陵に囲まれた海の見える公園。園内を東西に走る「黄の峰通り」、南北に延びる「紅の峰通り」が紅葉の見どころ。立ち並んだケヤキやアメリカフウ、ナンキンハゼが赤や黄色に染まり、降り注ぐ陽光に一層鮮やかさを増している。(19日撮影)


 カステラなどの食品やキリスト教といった西洋文化が伝来した16世紀ごろ、日本に伝わった可能性があるポルトガルやオランダなどの楽曲を奏でるコンサートが23日、香川県高松市で開かれる。往時の楽譜を現代版に書き直して香川と英国の歌手が再現する取り組みで、豊臣秀吉に披露したと伝わる曲も含まれる。コンサートの実行委は「西洋音楽に初めて触れたであろう当時の日本人の感動を想像してほしい」としている。


関連情報