香川県内のフルート奏者が一堂に集まる「第33回日本フルートフェスティヴァルinかがわ」(香川フルート友の会主催)が10日、高松市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。今回は新型コロナウイルス禍前と同規模の約70人が出演してクラシックやミュージカルの名曲を客席に届ける。ゲストに観音寺市出身の大久保成美を迎える。


 ベートーベンの交響曲第9番を歌う「かがわ第九演奏会」(香川第九実行委主催)が17日、香川県高松市玉藻町のレクザムホール大ホールで開かれる。1987年に「5000人の第九演奏会」としてスタートし、今年で34回目。新型コロナウイルス感染症のため休止などもあったが、秋恒例の行事として県民に愛されている。


 福武財団(香川県香川郡直島町)は5日、6回目の瀬戸内国際芸術祭が開かれる2025年に、「直島新美術館(仮称)」を同町にオープンすると発表した。設計は建築家の安藤忠雄さんが手がけ、同財団などが展開するベネッセアートサイト直島では10番目の安藤建築となる。新美術館は同年春に完成予定で、日本を含むアジア地域のアーティストの代表作を中心に収集・展示するとともに、ワークショップなどのプログラムにも活用する。


 2020年に閉館した香川県東かがわ市の「三本松ロイヤルホテル」を改装した新ホテルが、来年1月下旬に開業することが決まった。観光施設向け人材サービスを手がける東京の企業が土地・建物を買い取り、「滞在型アウトドアホテル」をコンセプトに運営。改装工事は9~12月を予定。開業2年目の25年度には売上高2億円超を目指す。


 香川県さぬき市多和の山間部でクリが収穫期を迎えた。真夏を思わせる厳しい暑さが続いているものの、イガの間から顔をのぞかせるぷっくりと茶色に熟れた実が、山里に秋の気配を告げている。


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