建築家の試行錯誤今に 常設展「香川の建築アーカイブ」 香川県立ミュージアム・4月7日まで
建築家・丹下健三(1913~2005年)が手がけた県庁舎東館(旧本館・東館)に関する建築資料などを紹介する常設展「香川の建築アーカイブ」が、香川県高松市玉藻町の香川県立ミュージアムで開かれている。丹下の下で県庁舎の設計に携わった建築家・神谷宏治(1928~2014年)が残した図面などが並び、人々に寄り添った建築物を完成させるまでの試行錯誤を来場者に伝えている。4月7日まで。
建築家・丹下健三(1913~2005年)が手がけた県庁舎東館(旧本館・東館)に関する建築資料などを紹介する常設展「香川の建築アーカイブ」が、香川県高松市玉藻町の香川県立ミュージアムで開かれている。丹下の下で県庁舎の設計に携わった建築家・神谷宏治(1928~2014年)が残した図面などが並び、人々に寄り添った建築物を完成させるまでの試行錯誤を来場者に伝えている。4月7日まで。
瀬戸内海国立公園の指定から90周年を迎える今年、香川県は他の自治体などと連携して記念事業を展開する。指定日の3月16日には高松市の屋島でキックオフセレモニーを開催。記念事業のテーマ、ロゴマーク、イメージポスターもそれぞれ決まり、節目の年に瀬戸内海のPRに力を入れる。
小豆島観光協会が行ったフォトコンテストの入賞作品を集めた写真展が香川県小豆郡小豆島町西村のオリーブナビ小豆島で開かれている=写真=。島の美しい自然や文化などを捉えた力作が、来場者の視線を引き付けている。2月7日まで。
真冬に艶やかな黄色の花を咲かせるロウバイが、香川県三豊市豊中町の延命院で見頃を迎えている。
ロウバイは中国原産の落葉樹。延命院は西讃のロウバイの名所として知られ、参道の石段沿いと前庭、裏庭の3カ所に計約120本が植えられている。半透明の小さな花びらはろう細工のように光沢があり、辺りに甘い香りを漂わせている。
女性をモチーフにした絵画に焦点を当てた企画展「女性を描く」が、香川県高松市塩江町の市塩江美術館で開かれている。熊野俊一、江戸健ら郷土ゆかりの画家4人がそれぞれの感性で仕上げた女性の表情や姿から、「女性らしさとは何か」を問いかける空間が広がっている。2月4日まで。