ペットボトルのキャップだけで仕上げた色鮮やかで立体的に見える動物や幾何学模様、肖像画などのアート作品が並ぶ展覧会が、香川県小豆郡土庄町のFine Port Gallery(ファイン・ポート・ギャラリー)で開かれている。来館者は動物などのユニークなポーズや表情、角度や距離によって見え方が変化する作品に驚きの声を上げながら熱心に見入っている。25日まで。


 香川県仲多度郡多度津町家中の町立資料館で企画展「―今昔写真展―辿(たど)るたどつ」が開かれている。明治から昭和初期までを中心に町内の風景を切り取った写真など約80点を展示。JR多度津駅や町役場などは現在の姿と比べられるコーナーもあり、来館者の注目を集めている。25日まで。


 香川県坂出市を拠点に活動する「株式劇団マエカブ」が17、18の両日、同市京町の市民ホールで舞台「石を食べた男」を上演する。劇団が年に1度の総決算と位置付ける本公演。同市の特産品・サヌカイトを物語に取り入れ、大がかりな舞台演出も用いた「和風エンタメ」で会場を沸かせる。


 昨年5月に死去した書家の島田三光さん(香川県丸亀市)が生前、書の研究のため収集していた俳人・河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)の作品約350点が、7月4日から9日まで香川県高松市紺屋町の高松市美術館で公開される。展示会を開く島田さんの妻、幸子さんは「夫の遺志だった展覧会。ぜひ多くの人に見てほしい」と話している。


関連情報