史跡高松城跡・玉藻公園(香川県高松市)が、新たな来園記念品「高松城 旧東の丸艮櫓(うしとらやぐら)カード」を販売している。2020年から発売する「月見櫓カード」に次ぐ第2弾で、同公園管理事務所は「両櫓は国の重要文化財。全国に現存する重文指定三重櫓12基のうちの二つが玉藻公園にあることを広く知ってもらえれば」としている。


 香川県高松市を拠点に活動する瀬戸フィルハーモニー交響楽団の第40回定期演奏会が17日、同市玉藻町のレクザムホール小ホールで開かれる。節目となる今回はローマの壮大な歴史と風景を想起させるレスピーギの「ローマ三部作」。昨年12月にミュージック・アドバイザーに就任した大友直人さんのタクトで華々しい楽曲の魅力を引き出す。


 香川県東かがわ市引田の古いまち並み一帯で28日、引田ひなまつり(同実行委主催)が開幕した。今年も桃の節句の時季を彩るように一帯の民家や商店など約60軒に趣向を凝らしたひな飾りが並び、家族連れらが華やかな展示をじっくりと楽しんでいる。3月3日まで。


 瀬戸内海と栗林公園を主なテーマとして撮影する香川県高松市の写真家二ノ宮博之さん(83)の個展が、香川県高松市庵治町の歯ART美術館で開かれている。讃岐平野の眺望や朝日輝く瀬戸内海の風景を阿波和紙にプリントして絵画のように表現。柔らかな風合いの作品が並び、心温まる古里の自然美を伝えている。3月20日まで。


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