涼風泳ぐ薄紫色のカーテン 三豊・萬福寺、フジ満開
香川県三豊市財田町の萬福寺(金山俊弘住職)の境内にあるフジ棚で、薄紫色の花房がカーテンのように垂れ下がり、訪れる人の目を楽しませている。フジの開花時期は年々早まっていて今月上旬から一気に咲き進み、昨年より約1週間早く満開となった。見頃は今週末までという。
香川県三豊市財田町の萬福寺(金山俊弘住職)の境内にあるフジ棚で、薄紫色の花房がカーテンのように垂れ下がり、訪れる人の目を楽しませている。フジの開花時期は年々早まっていて今月上旬から一気に咲き進み、昨年より約1週間早く満開となった。見頃は今週末までという。
香川県仲多度郡琴平町出身の画家でマルチな才能を発揮した和田邦坊(1899~1992年)が、昭和40年代にデザインした張り子人形「おとぼけ人形」を高松市の企業が復刻した。当時、香川を代表する土産品にしようと企画されたが、量産がかなわず一般販売は頓挫。今春、幻ともいえる作品が県の伝統工芸士2人の手作業でよみがえり、愛きょうのある人形の表情が話題を呼びそうだ。
丸亀市出身の洋画家猪熊弦一郎(1902~93年)と、高松市在住の現代美術家川島猛(93)が米ニューヨークで制作した作品を取り上げる「DREAM LAND」が、香川県立ミュージアム(香川県高松市玉藻町)で開かれている。ニューヨークの自由で希望に満ちた環境の中で生み出された二人の世界観が楽しめる。5月14日まで。
新緑の季節を迎えた小豆島の寒霞渓で、島の一部の地域だけに自生する希少植物「ショウドシマレンギョウ」が見頃を迎えている。四望頂(しぼうちょう)展望台周辺の遊歩道沿いでは、直径2~3センチのかれんな黄色い花が青空に映え、散策を楽しむ地元住民や観光客の視線を引き付けている。
香川県農協(香川県高松市)は、高松市の生産農家が育てた松盆栽のレンタルサービスを始めた。観賞用として1カ月単位で貸し出し、企業の受付スペースや商業施設などでの利用を見込む。全国に誇る地域産品として大勢の人の目に触れる機会を増やし、新規の販路開拓や生産者支援につなげる。