糖度などの基準を満たした高品質な県産果物「さぬき讃フルーツ」の一つで、キウイの香川県オリジナル品種「さぬきゴールド」の収穫が香川県内で本格化している。今シーズンは梅雨の期間が長かったものの、台風などの影響も少なく、大きさ、糖度ともに例年並みの出来。生産者は「順調に生育しているのでぜひ味わって」とアピールしている。


 「歴史」と「地域」の二つの視点から香川県内での映画受容の移り変わりをとらえる秋の特別展「映画のレシピ」が10月7日から、香川県高松市玉藻町の香川県立ミュージアムで開かれる。映画が県内に初めて紹介されてから120年以上。貴重な機器やポスター、音楽に至るまで約160点の資料で香川の映画史をたどる。同ミュージアムなど主催。11月26日まで。


 県道13号沿いに位置する1976年創業の老舗うどん店。店構えは今も昭和の趣が漂う。高松空港からは車で約10分。常連客だけでなく、県外からの観光客や店の前を通る長距離ドライバーらも足を運んでいる。


 「わんこそば」ならぬ「わんこそうめん」の早食い大会が、10月7日に香川県小豆郡小豆島町苗羽の苗羽漁港近くの特設会場で開かれる。小豆島近海で釣りを楽しむ愛好家や内海漁協でつくる「内海地区漁場利用協定協議会(UFC)」が主催。新型コロナウイルス感染症の影響で、釣り大会などが絶えた地元に元気を取り戻そうと出場者を募っている。


 讃岐に流された悲運の帝(みかど)・崇徳上皇の心情を描く能楽「松山天狗(てんぐ)」が10月9日、香川県坂出市府中町の鼓岡神社で上演される。今年、重要無形文化財保持者(人間国宝)となった金剛永謹さんら、金剛流が出演。舞台の周囲にかがり火をたく「薪能」で、荘厳な雰囲気を演出する。


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